四季のある日本で、季節に合わせて暮らすということ🌏
2026.08.11日本には、はっきりとした四季があります。あたりまえのことのようだけれど、世界を見わたすと、一年じゅうほとんど気温が変わらない国もたくさんあるそうです。🌏
四季があるのはうれしいことです。桜も、花火も、紅葉も、雪も見られる。でもそのぶん、暮らしのほうは毎年おおいそがしです。衣替えをして、布団を入れ替えて、体調をくずして、またもとに戻して……。「季節っていいな」と思う気持ちと、「もう、ついていけない」という気持ちが、いつも半分ずつあります。😅
そこでこのシリーズでは、季節に逆らわずに暮らすとどうなるかを、春夏秋冬それぞれの回に分けて書いていくことにしました。今回はその第1回、全体の見取り図です。
この記事でわかること
- 季節に合わせて暮らすと、なぜラクになるのか
- じつは季節の「まんなか」より「変わり目」がしんどい理由
- 春夏秋冬それぞれの回で何を書くのか
なぜ「季節に合わせる」とラクなのか
暮らしのしんどさって、たいてい「季節と自分のズレ」から生まれている気がします。💭
まだ寒いのに薄着でいるから風邪をひく。もう暑いのに冬用の寝具で寝ているから眠れない。旬をすぎた野菜を買うから高くておいしくない。どれも、季節のほうは正直に進んでいるのに、こちらの準備が追いついていないだけなんですよね。
逆に言えば、季節のほうに合わせてしまえば、がんばらなくてもいい部分がぐっと増えます。旬のものは安くておいしいし、その時期の体が欲しがっているものでもあります。夏に体を冷やす夏野菜が採れて、冬に体を温める根菜が採れるのは、よくできているなあと思います。🥕
季節に勝とうとしない。先まわりして、ちょっとだけ準備しておく。それだけで暮らしはずいぶんおだやかになります。
じつは「変わり目」がいちばんしんどい
真夏や真冬より、その手前の時期のほうがつらい——という経験、ありませんか。
私は毎年、春先と秋口にかならず体調をくずします。真冬はちゃんと着こんでいるから平気なのに、3月ごろの「昼はあたたかいのに朝晩は冷える」みたいな日に、いちばんやられるんです。🤧
これは気のせいではなくて、一日の気温差や気圧の変化が大きいと、体温を調節している自律神経に負担がかかるためと言われています。いわゆる「寒暖差疲労」です。だるい、眠い、頭が重い、といったかたちであらわれます。
だから季節の対策は、その季節が来てからではなく、変わり目のうちに始めるのがいちばん効きます。このシリーズでも、各回のはじめに「変わり目にやっておくこと」を入れていきます。
二十四節気という、昔の人の目盛り
日本には昔から「二十四節気(にじゅうしせっき)」という、一年を24に分けた暦があります。立春、啓蟄、夏至、白露、立冬、大寒——天気予報でときどき耳にする、あのことばです。
1年をおよそ15日ずつに区切っただけのものなのですが、「そろそろ虫が出てくるころ」「そろそろ露がおりるころ」と、体感にとても近い目盛りになっています。四季を「4つ」ではなく「24こま」で見ていた昔の人は、季節の変わり目にずいぶん敏感だったんだなあと思います。🌸
ぜんぶ覚える必要はまったくありません。ただ、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の4つだけ頭のすみに置いておくと、衣替えや寝具の入れ替えのタイミングをはかる目安になります。暦の上の季節は、実際の体感より1か月ほど早くやってきます。つまり暦が変わったころに準備を始めると、ちょうどいいということです。
このシリーズで書いていくこと
🌸 春:花粉と寒暖差とのつきあい方
いちばん心おどる季節なのに、いちばん体がついてこない季節でもあります。花粉と寒暖差、この2つとどう折り合いをつけるか。
☀️ 夏:暑さと湿気をやりすごす
暑さ対策の話はよく聞くけれど、じつは湿気の対策も同じくらい大事です。がまんしない夏の過ごし方について。
🍁 秋:食べて、読んで、整える
食欲の秋、読書の秋。いちばん楽しい季節を楽しみきるための話と、冬に向けた体の整え方。
❄️ 冬:寒さと乾燥、そして雪あそび
寒さ対策、乾燥と風邪の予防、そして冬にしかできないスポーツのこと。
終わりに
四季があるということは、一年に4回、暮らしを見直すきっかけがあるということでもあります。めんどうだなと思っていたけれど、そう考えると、けっこう贅沢なことなのかもしれません。✨
次回からは、春・夏・秋・冬とひとつずつ見ていきます。ご自分の季節から読んでいただいてもだいじょうぶです。
最後までご閲覧ありがとうございました。🙇♀️
- 四季と暮らすシリーズ|はじめに(この記事)
- 春:花粉と寒暖差とのつきあい方
- 夏:暑さと湿気をやりすごす
- 秋:食べて、読んで、整える
- 冬:寒さと乾燥、そして雪あそび