◆暮らしの栞◆
季節のたのしみ 四季と暮らすシリーズ 第5回

❄️冬:寒さと乾燥、そして雪あそび

2026.08.11

シリーズもいよいよ最終回、冬です。❄️

冬はとても意見が割れる季節ですね。「寒いし、乾燥するし、朝は布団から出られないから苦手!」という意見もあれば、「冬にしかできないこともたくさんある!雪遊びは大好き!」という意見もあります。

どちらの気持ちもよくわかります。そして、じつはこのふたつは両立します。寒さと乾燥をきちんと手当てしておくほど、冬あそびはたのしくなるからです。今回は「寒さ」「乾燥」「冬あそび」の3つに分けて書いていきます。❄️

この記事でわかること

🧣 寒さ対策:部屋より、まず体をあたためる

寒いとき、つい暖房の温度を上げたくなります。でも部屋全体を1度上げるより、体のほうを1度あたためるほうが、ずっと早くて安上がりです。

💡 その1:やっぱり「首・手首・足首」

春の回でも書きましたが、冬こそこの3か所です。皮膚のすぐ下を太い血管が通っているので、ここを守るだけで体感温度がはっきり変わります。マフラー1本、靴下1枚、手首まである袖。厚いセーターを1枚着るより効きます。🧦

💡 その2:足元の冷たい空気をどうにかする

あたたかい空気は上に、冷たい空気は下にたまります。だから暖房をつけていても、足元だけ寒いということが起こります。サーキュレーターや扇風機を上に向けて回して空気をかきまぜるだけで、同じ設定温度でもずいぶんあたたかく感じます。🌀

それから、窓。部屋の熱の多くは窓から逃げていきます。厚手のカーテンにする、床まで届く長さのものにする、断熱シートを貼る。地味ですが効果は大きいです。🪟

💡 その3:湯たんぽが、やっぱり強い

電気を使わず、寝るときにあたたかく、朝には冷めているので寝苦しくならない。よくできています。寝る少し前に布団に入れておいて、寝るときに足元へ移す。この使い方がいちばん気持ちいいです。♨️

⚠️ ヒートショックに気をつける

あたたかい部屋から寒い脱衣所や浴室に移動すると、急な温度差で血圧が大きく変動し、体に負担がかかることがあります。これがヒートショックです。とくに高齢の方は注意が必要と言われています。🛁

お風呂に入る前に脱衣所を軽くあたためておく、湯温を熱くしすぎない、というだけでもリスクは下がります。家族に高齢の方がいる場合は、入る前にひと声かけるようにしておくと安心です。

💧 乾燥と風邪の予防

冬に風邪をひきやすいのは、寒いからというより空気が乾いているからという面が大きいです。空気が乾くとウイルスが飛びやすくなり、同時にのどや鼻の粘膜も乾いて、体を守る力が落ちてしまいます。

💡 湿度は40〜60%を目安に

加湿器があればいちばん早いですが、なくてもできることはあります。洗濯物を部屋に干す、濡れタオルをかけておく、お湯を沸かす。冬の部屋干しは、乾燥対策としてはむしろ好都合です。🧺

ここでも、湿度計をひとつ置いておくのがおすすめです。「なんとなく乾いている気がする」より、数字で見たほうが確実です。

💡 のどをうるおしておく

手洗いはもちろん大事ですが、それに加えて、日中こまめに何か飲むこと。冬は夏ほどのどが渇かないので、水分をとる量が自然と減ってしまいます。あたたかい飲み物を少しずつ、が続けやすいです。🍵

⛷ 冬だからできること

ここまで対策の話ばかりでしたが、冬にしかできない楽しみもあります。

スキー、スノーボード、スケート、そり。雪が積もる地域なら雪だるまや雪合戦も。寒いからと家にこもりきりになるより、思いきって外に出てしまったほうが、かえって元気が出たりします。⛄

💡 服は「重ねる」が基本

雪の上では、動いているときは汗をかくのに、休憩するとすぐ体が冷えます。だから1枚の厚い上着より、脱ぎ着できる重ね着のほうが向いています。とくに、汗を吸ったまま乾かない綿の肌着は体を冷やすので、汗を逃がす素材のものを選ぶと快適さがかなり変わります。

💡 準備運動を、いつもより長めに

寒いと筋肉がかたくなっていて、けがをしやすくなります。夏より少し長めにあたためてから始めるくらいでちょうどいいです。🤸

💡 冬でも、水分と日焼け対策

意外に思われますが、冬のスポーツでもしっかり汗をかきますし、雪は日ざしを強く反射します。飲み物と日焼け止めは、夏と同じように用意しておいて損はありません。🕶

終わりに

冬は、いちばんこもりがちで、いちばん体に気をつかう季節です。でも、あたたかい部屋であたたかいものを飲む時間のよさは、冬にしか味わえません。☕

これでシリーズは全5回、ひとまわりしました。四季があるのはたしかにたいへんですが、そのぶん一年に4回、暮らしを整えなおすきっかけがあるということでもあります。またあたらしい春が来たら、第2回に戻ってきていただけたらうれしいです。🌸

最後までご閲覧ありがとうございました。🙇‍♀️

四季と暮らすシリーズ(全5回)
  1. 四季と暮らすシリーズ|はじめに
  2. 春:花粉と寒暖差とのつきあい方
  3. 夏:暑さと湿気をやりすごす
  4. 秋:食べて、読んで、整える
  5. 冬:寒さと乾燥、そして雪あそび(この記事)
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