◆暮らしの栞◆
季節のたのしみ 四季と暮らすシリーズ 第2回

🌸春:花粉と寒暖差とのつきあい方

2026.08.11

春は、「きれいな桜や新学期の雰囲気が好き」という人もいれば、「花粉や寒暖差があるので苦手」という人もいます。そんな中でも、「春」に合わせた暮らし方をすることで、もっと楽しむことができると思いますよ🌸

春を少しむずかしくしているのは、たいてい花粉と寒暖差のふたつです。逆にいえば、この2つとの折り合いさえつけば、春はぐんと過ごしやすくなります。今回は、そのためのコツを書いていきます。😷🌡

この記事でわかること

😷 花粉:入れない、ためない、洗いながす

花粉の対策って、薬のことばかり考えてしまいがちなのですが、私がいちばん効いたと感じているのは「家のなかに持ちこまない」ことでした。一日じゅう過ごす家のなかが平和だと、それだけで気持ちがちがいます。

💡 その1:玄関で払う

帰ってきたら、家に入る前に、玄関の外で上着をぱっぱっと払います。それだけ。地味ですが、これをやる日とやらない日で、夜のくしゃみの回数がちがいました。🤧

ウールのようなけばだった素材は花粉がつきやすく、つるっとした化学繊維はつきにくいと言われています。春の上着は「つるっとしたもの」を選ぶようにしてから、払うのもラクになりました。

💡 その2:洗濯物を外に干さない日をつくる

花粉の飛ぶ量は日によって全然ちがいます。天気予報の花粉情報を見て、「多い」の日は思いきって部屋干しにしてしまいます。せっかく外に干して花粉をたっぷりつけて取りこんだら、意味がなくなってしまいますから。💦

ちなみに花粉は、昼すぎと日没ごろにとくに多く飛ぶと言われています。どうしても外に干したい日は、午前中のうちに取りこむようにしています。

💡 その3:帰ったらすぐ顔を洗う

手洗いはみんなやりますが、顔と目のまわりは意外と忘れがちです。ここに花粉がついたままだと、ずっとむずむずが続きます。帰宅したら手洗いといっしょに、ざっと顔も洗う。これを子どもにも習慣にしてもらいました。🧼

それでもつらいときは、がまんせずに耳鼻科や薬局で相談してください。市販薬もいろいろありますが、体質や年齢で合うものがちがうので、専門の方に聞くのがいちばんの近道です。

🌡 寒暖差:たたかわずに、着脱で調節する

春の天気予報を見ていると、「最高気温20度、最低気温7度」みたいな日がふつうにあります。同じ一日のなかで13度も動くんです。これは体にとって、かなりの負担です。

気温の変化が大きいと、体温を一定にたもとうとする自律神経がずっと働きつづけることになります。その結果、だるさ、眠気、頭の重さ、肩こりといった不調が出やすくなります。「春なのになんだかしんどい」の正体は、たいていこれです。😮‍💨

💡 その1:1枚ぶんの「余白」を持ち歩く

春の服選びのコツは、厚い服を1枚着ることではなく、薄い服を重ねて、脱ぎ着で調節できるようにしておくことです。カーディガンやうすい上着を1枚かばんに入れておくだけで、夕方に急に冷えても平気になります。🧥

💡 その2:首・手首・足首を守る

この3か所は皮膚のすぐ下を太い血管が通っているので、ここが冷えると体全体が冷えやすくなります。逆にいうと、ここさえ守れば、そんなに厚着をしなくてもあたたかい。うすいストールを1枚持っておくと、春はほんとうに助かります。🧣

💡 その3:朝ごはんを抜かない

体温を上げるいちばん手軽な方法が、朝に何か食べることです。あたたかい汁物があると、なおいいです。忙しい朝に汁物はハードルが高いので、私はインスタントのお味噌汁を常備しています。ずるいようですが、続けられるほうが大事です。🍵

🌸 それでも春は、たのしい

ここまで対策の話ばかり書いてしまいましたが、春が好きなのはほんとうです。

近所の桜が咲きはじめると、遠くまで出かけなくても、通り道がぜんぶお花見コースになります。満開の一週間だけじゃなくて、つぼみがふくらんでいくところや、散ったあとの花びらが道にたまっているところも、それぞれいいものです。🌸

春は新学期や新生活で、生活のリズムがガラッと変わる時期でもあります。予定がふえて疲れやすいときこそ、上の「寒暖差対策」がじわじわ効いてきます。無理をしない土台をつくっておいて、そのぶん花を見にいく。それが私の春の過ごし方です。

終わりに

春は「がんばる季節」というイメージがありますが、体のほうは季節の変わり目でいちばん不安定なときです。まわりのペースに合わせすぎず、ゆっくり立ちあがっていけばいいのだと思います。🌱

次回は夏の回。暑さと湿気の話です。

最後までご閲覧ありがとうございました。🙇‍♀️

四季と暮らすシリーズ(全5回)
  1. 四季と暮らすシリーズ|はじめに
  2. 春:花粉と寒暖差とのつきあい方(この記事)
  3. 夏:暑さと湿気をやりすごす
  4. 秋:食べて、読んで、整える
  5. 冬:寒さと乾燥、そして雪あそび
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